日本開国 アメリカがペリー艦隊を派遣した本当の理由 [ 渡辺惣樹 ]

   

アメリカがペリー艦隊を派遣した本当の理由 渡辺惣樹 草思社ニホン カイコク ワタナベ,ソウキ 発行年月:2009年12月 ページ数:261p サイズ:単行本 ISBN:9784794217370 渡辺惣樹(ワタナベソウキ) 昭和29年生まれ。

静岡県下田市出身。

52年、東京大学経済学部卒業。

日本専売公社(現JT)勤務を経て、57年カナダ移住。

現在ソーワトレーディング代表。

事業のかたわら、近現代における日米関係の深層を新たな視点から探るべく、米側史料を広く渉猟している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ハリス来日の違和感/幕末知識人のバイブル/家斉の絶頂/流出する国防情報/運河開削ベンチャーの頓挫/弁財船漂流/頼山陽の死と関藤藤陰/宣教師の死/「泳ぐ石油」/シャルウィダンス?/富士は見えたか?/不況はチャンス/新旧の確執/イギリスの正義、宣教師の正義/決闘、アメリカの騎士道/感応寺破却/ヒッチハイキング帝国主義/『日本外史』出版/大統領の若妻/江戸に来たガリバー/救「鯨」主/「アメリカ」誕生/逃亡者と冒険者の表現/「対日戦争計画書」/仮想敵国「英蘭連合」とパナマ運河/伝えられなかった情報/ペリー任命と世論工作/「ニューヨークー太平洋ハイウェイ構想」/本当だったオランダ情報/混沌の支那大陸/誤訳のトリック/男たちのその後/タウンゼント・ハリスの孤独/センチメンタルチャイナ 米側史料を本格的に取り上げ、開国のシナリオを作った中心人物、アーロン・パーマーの、ペリー遠征に向けた世論操作、彼と東部エスタブリッシュメントとの繋がり等々、関係者の動きを点描しながら、日本に開国を迫ったアメリカの真意を明らかにしてゆく。

今日まで一貫するアメリカの対日・対中政策の原型がまさにこのときに作られたことを示した「新・開国史」。

本 人文・思想・社会 歴史 日本史

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